子供が歯磨きを嫌がる理由3選!対策も紹介

子供が歯磨きを嫌がる理由には、「口内に異物が入って不快」「自分で歯を磨きたい」「疲れた」などがあります。嫌がる理由を知っておくことで、子供に合わせた対応ができるでしょう。
本記事では、子供が歯磨きを嫌がる理由と対策をまとめました。年齢別の工夫や口腔ケアを強化する方法についても紹介します。
子供が歯磨きを嫌がる3つの理由
歯磨きを嫌がる子供は少なくありません。個人差はありますが、子供が歯磨きを嫌がる主な理由としては次の3つが挙げられます。
- 口内に異物が入って不快だから
- イヤイヤ期で自我が芽生え始めているから
- 眠いから・疲れているから
それぞれの理由について見ていきましょう。
口内に異物が入って不快だから
小さな子供にとって、歯ブラシは異物です。歯ブラシが口内に入る感覚に慣れていないため、歯磨きを不快に感じる子供もいます。
また、今までに生え始めの乳歯や刺激に敏感になっている歯茎に歯ブラシがあたり、痛みや不快さを感じたことがある子供も、「歯磨きは不快だ」と思い込んでしまう可能性があるでしょう。歯ブラシを見ただけで拒絶反応が出てしまい、口を開けることすら拒むことがあります。
イヤイヤ期で自我が芽生え始めているから
1歳ぐらいから癇癪(かんしゃく)を起こし始め、2~3歳になるとさまざまな事柄に「イヤ」と拒絶反応を示し、4歳ぐらいになると落ち着く「イヤイヤ期」。子供の自我の芽生えとも言い換えられますが、お世話をしにくくなるため、親にとっては困難な時期ともいえます。
イヤイヤ期の子供は、親の都合は考えません。歯磨きをする時間であっても、子供が「今は遊びたい」と思っているなら拒否するでしょう。また、親が仕上げ磨きをしようとしても、「自分で歯を磨きたい」と思っている子供なら、歯ブラシを手放さないかもしれません。
眠いから・疲れているから
子供は体力が十分ではなく、大人よりもすぐに眠くなったり疲れたりします。大人にとって歯磨きはわずかな時間の作業ですが、子供にとっては長時間口を開ける必要がある「疲れる作業」です。歯磨き中に「もうイヤ!」と口を閉じてしまったり、歯磨きをする前から「したくない」と拒否をしたりするかもしれません。
また、特に夜の歯磨きは、子供にとっては眠い時間帯にあたります。「早く寝たい」という思いから、歯磨きを拒否することもあるでしょう。
【年齢別】子供が進んで歯磨きをしたくなる工夫
年齢によっても、子供が歯磨きをしたくない理由は異なります。子供が進んで歯磨きをするためにも、子供の年齢に応じた工夫をしてみましょう。
おすすめの工夫を次の年齢に分けて別に紹介します。
- 0歳児向け
- 1~3歳児向け
- 4~6歳児向け
ただし、発育には個人差があるため、年齢だけでなく、子供の様子も見ながら適切な工夫を選んでください。
0歳児向けの工夫
0歳児は、異物による不快感から歯磨きを嫌がる傾向にあります。まずは、口内に異物が入る感覚に慣れさせ、「歯磨きは不快だ」と思わせないようにしましょう。
例えば、普段からガーゼで歯茎や歯を拭くようにしてみるのも、一つの方法です。口の中に異物が入ることに抵抗感がなくなるかもしれません。
また、赤ちゃん用の歯ブラシを持たせ、口の中に入れて使うものだと教えるのもおすすめです。歯ブラシに抵抗感がなくなれば、歯磨きにも拒絶反応を起こしにくくなる可能性があります。
1~3歳児向けの工夫
1~3歳になると自我が芽生え、歯磨きを今まで以上に嫌がることもあります。歯磨きを楽しく感じさせるためにも、次の工夫をしてみてはいかがでしょうか。
- 親も一緒に歯を磨く
- 歌やぬいぐるみを使って歯磨きを促す
- 歯磨き後にしっかりと褒める
子供の性格や嫌がるポイントを考慮し、適切な工夫を選びましょう。それぞれの工夫について解説します。
親も一緒に歯を磨く
自我が芽生え始めると、「親がすることを真似したい」と考えるようになることがあります。普段から親の真似をしたがる子供には、親も一緒に歯を磨くことで歯磨きを促してみてはいかがでしょうか。
また、自我の芽生えにより、「何でも一人でしたい」と考える子供もいます。そのような子供にも、親も一緒に歯を磨くことが有効かもしれません。自発性を尊重することで、歯磨きを嫌がらない子供に育てていきましょう。
歌やぬいぐるみを使って歯磨きを促す
子供が自発的に歯を磨くことは大切ですが、磨き残しが生じることもあるため、ある程度の年齢になるまでは、親による仕上げ磨きが必要です。丁寧に仕上げ磨きをすることで、子供の虫歯リスクを抑えられるようにサポートしていきましょう。
しかし、真剣に親が仕上げ磨きをする顔が怖いと感じる子供もいます。少しでも楽しい雰囲気になるように、歌を歌いながら仕上げ磨きをしたり、ぬいぐるみが歯磨きを手伝っているように小芝居をしたりなどの工夫をするのもおすすめです。
歯磨き後にしっかりと褒める
歯磨きをした後にしっかりと褒めることも大切です。子供の歯磨きに対するモチベーションアップになるだけでなく、「親から認めてもらえた」と感じるようになるかもしれません。
眠そうにしている子供なら「今日は眠かったのに頑張ったね」、お菓子をたくさん食べた日なら「今日はおいしいものを食べたね。しっかり磨いて偉いね」など、子供が次も頑張ろうと思えるような褒め方を心がけましょう。
4~6歳児向けの工夫
4~6歳の子供には、次の工夫がおすすめです。
- 最初は子供自身に磨かせる
- 歯ブラシや歯磨き粉を子供に選ばせる
- 子供のスケジュールに合わせて歯磨きタイムを設ける
何を心地よく感じるかは、個人差があります。子供の好みや普段の生活にも合わせて、適切な工夫をしましょう。
最初は子供自身に磨かせる
いきなり親が磨くのではなく、まずは子供自身が歯を磨くように励ましましょう。
最初のうちは上手に磨けなくても、毎日続けることで歯磨きのコツをつかめるようになることがあります。歯磨きが楽しいと思えるようになれば、子供が自発的に磨くようになるでしょう。
歯ブラシや歯磨き粉を子供に選ばせる
歯ブラシや歯磨き粉を子供に選ばせるのもおすすめです。お気に入りのキャラクターデザインの歯ブラシ、好きな味・香りの歯磨き粉を選べば、子供も自発的に歯磨きをするようになるかもしれません。
また、「自分で選んだ」という経験が、歯磨きをしようというモチベーションにつながる可能性もあります。一緒にドラッグストアやスーパーなどに出かけ、子供の意見を尊重して選んでみましょう。
子供のスケジュールに合わせて歯磨きタイムを設ける
子供が遊びに夢中のときに「歯を磨こう」と声がけしても、進んで歯磨きをする可能性は低いと考えられます。生活リズムを整えるためにもある程度決まった時間に歯磨きをすることは大切ですが、子供のスケジュールにも配慮して、歯磨きの時間を決めるようにしましょう。
いつまでも遊びに夢中になっている場合は、「あと5分したら歯磨きの時間だよ」と前もって声がけすると、子供の中でも区切りがつきやすくなるかもしれません。
子供の口腔ケアを強化する習慣
子供が健康に生きていくためにも、幼いうちから口腔ケアに関心を持ち、丁寧に歯を磨くことが大切です。子供の口内の健康を守るためにも、次の2つを習慣化してみてはいかがでしょうか。
- 定期的に歯科クリニックに通院する
- 歯磨きの大切さについて普段から話をする
いずれも虫歯を防ぐための口内環境づくりにつながる習慣です。それぞれについて見ていきましょう。
定期的に歯科クリニックに通院する
親が毎日子供の歯をチェックすることは大切ですが、小さな虫歯や歯間の磨き残しなどをすべて確認することは困難です。虫歯をチェックしてもらうためにも、定期的に歯科クリニックに通院するようにしましょう。歯科クリニックに通院することは当たり前と認識させれば、将来も虫歯や歯周病のない健康な口内環境の維持につながることがあります。
また、歯科クリニックで定期的に歯磨き指導をしてもらうこともおすすめです。どこの部分に磨き残しが多いのか、磨きにくい部分を磨くときの歯ブラシの持ち方などを具体的に教えてもらうことで、子供の歯磨きスキルもアップするでしょう。
歯磨きの大切さについて普段から話をする
折に触れて、歯や歯磨きの大切さを親が子供に話すことも大切なポイントです。歯磨きの時間だけでなく、遊んでいるときや就寝前などにも、歯や歯磨きについて話をするようにしましょう。
例えば、「虫歯になったら痛いよ」というだけでは、実際に虫歯になったことがない子供には響かないかもしれません。「キレイに磨けたね」「歯の裏に隠れているバイキンさんをやっつけに行こう!」など、子供が積極的に歯磨きをしたくなるようなポジティブな声がけを心がけましょう。
歯や歯磨きをテーマとした絵本を読み聞かせるのもおすすめです。絵本なら繰り返し読むことで子供の記憶に残りやすいでしょう。また、親子のコミュニケーションの一つとしても活用できるだけでなく、子供が絵本の中のキャラクターを真似して、自発的に歯磨きをするようになるかもしれません。
まとめ
歯磨きを嫌がる子供は少なくありません。歯ブラシが口の中に入ることで不快感を覚えたり、眠い・疲れたなどの理由から歯磨きを嫌がったりすることがあります。
しかし、歯磨きをしないまま放置すると子供の健康が損なわれてしまう可能性があるため、注意が必要です。紹介したような工夫を実践し、子供が「歯磨きって楽しい!」「歯磨きは大切」と感じられるようにサポートしていきましょう。
「ベストチョイス」では、エリアや営業日時、治療内容などのさまざまな条件からご自身に合う歯科クリニックを探せます。子供の歯の健康を守るためにも、歯科クリニックに定期的に通院することは大切です。歯科クリニックの情報収集にぜひお役立てください。
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