※本記事には未承認医療機器(マウスピース型矯正装置)に関する情報を含みます。詳細は記事下部「医療広告について」をご確認ください。
錦糸町で矯正歯科を探すときは、表示されている料金だけで比べると判断を誤りやすくなります。装置代に検査・診断料や毎回の調整料、治療後の保定装置料が含まれるかは医院ごとに違い、同じ「全体矯正」でも総額が変わるためです。
担当医の資格も、比較の前に整理しておきたい点です。「日本矯正歯科学会に所属している」ことと「認定医である」ことは意味が異なり、認定医が在籍していても、その医師が毎回の調整まで担当するとは限りません。
ベストチョイス編集部では、錦糸町駅から徒歩圏内にあり、矯正治療の内容と診療条件を公式サイトで確認できる5院を調べました。費用の内訳、担当医の資格、矯正中の虫歯治療を同じ院内で相談できるか、駅からの経路と診療時間を、同じ基準で比較しています。
錦糸町の矯正歯科を比較する前に確認したい3つの見方
比較表を見る前に、どこを見れば医院ごとの違いが分かるのかを整理します。ここを押さえておくと、カウンセリングで確認すべきことも決めやすくなります。
費用は「装置代」ではなく「治療が終わるまでの総額」で見る
矯正治療でかかる費用は、装置代だけではありません。日本矯正歯科学会は、歯の表側からつけるマルチブラケット装置などの精密な装置を使う場合、初診から治療後の保定期間の通院までを含めた一般的な総額として80万〜120万円程度という目安を示しています(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」)。難しい症例や治療が長期にわたる症例では、さらに費用がかさむ場合があるとも説明されています。
確認したいのは、次の項目がどこまで装置代に含まれているかです。
- 初診相談料と、精密検査・診断料
- 毎回の調整料(通院のたびにかかるか、総額に含まれるか)
- 治療後の保定装置(リテーナー)の費用と、保定期間中の通院費
- 装置を壊したときの再製作費、転院・途中解約時の精算方法
今回の5院でも、保定装置料が装置料に含まれる医院と、別途かかる医院があります。調整料も1回2,000円から11,000円まで幅があり、通院回数が増えるほど総額の差が広がります。支払い方法の選び方は「矯正歯科の支払い方法4つを比較」で詳しく整理しています。
資格は学会名まで確認し、担当医と在籍形態もあわせて見る
日本矯正歯科学会の認定医は、学会が指定する研修施設での基本研修と臨床研修からなる5年以上の研修を修了し、診療活動・学術活動の実績と症例審査を経て認定される資格です。5年ごとの更新審査もあります(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「認定医・専門医・研修指導医を探す」)。同じ学会には専門医、研修指導医、臨床医、指導医といった資格もあり、求められる経験や審査の内容はそれぞれ異なります。
一方で「日本矯正歯科学会 会員」「学会に所属」という表記は、資格を持っていることを示すものではありません。公式サイトで次の3点を確認すると、表記の違いを読み分けられます。
- 学会名と資格名が、どちらも書かれているか(例:日本矯正歯科学会 認定医)
- 資格を持つ医師の氏名が書かれているか
- その医師の勤務日(常勤か、特定の曜日のみか)が書かれているか
学会の「認定医・専門医・研修指導医を探す」では、氏名や都道府県、診療所名から資格保有者を検索できます。公式サイトの表記が気になるときは、ここで照らし合わせると確認できます。
通いやすさは駅の出口と診療時間で見る
錦糸町駅は北口と南口で街の様子が変わります。北口は錦糸公園や東武ホテルレバント東京のある側で、今回の5院のうち4院が北口側にあります。南口はテルミナや商業施設が集まる側です。徒歩分数が同じでも、通勤経路がJR側か東京メトロ半蔵門線側かで、実際の通いやすさは変わります。
全体矯正は通院が2〜3年続くため、平日の夜まで診療しているか、土日に枠があるかも確認しておきたい点です。矯正歯科は完全予約制のことが多く、希望の曜日に継続して予約が取れるかどうかも、初回の相談で聞いておくと安心です。
なお、子どもの矯正は、あごの成長を利用する時期の治療と、永久歯がそろってからの治療で目的が変わります。始める時期や費用の考え方は「小児矯正とは?始める時期・治療内容・費用をわかりやすく解説」にまとめています。
錦糸町のおすすめ矯正歯科5院比較
錦糸町駅周辺で、矯正治療の内容と診療条件を公式サイトで確認できた5院を、治療方法・費用・担当医の資格・通院条件で比較します。
条件別に比較できる錦糸町の矯正歯科
重視する条件から候補を絞れるよう、公式サイトで確認できた事実だけで整理しました。医院名から各院の紹介へ移動できます。
日本矯正歯科学会の認定医を公式サイトに明記
矯正中の虫歯・歯周病治療を同じ院内で相談できる
土曜・日曜に診療枠あり
錦糸町駅から徒歩3分以内
※徒歩分数は、各医院の公式サイトに記載された最寄り駅からの目安です。利用する経路や駅の出口などにより、実際の所要時間が異なる場合があります。
錦糸町のおすすめ矯正歯科クリニック比較表
成人の全体矯正を原則として、ワイヤー矯正、マウスピース矯正、部分矯正、矯正担当医の資格、一般歯科の併設、錦糸町駅からのアクセスを同じ基準で整理しました。
| クリニック名 | ワイヤー矯正 | マウスピース矯正 | 部分矯正 | 矯正担当医の資格 | 一般歯科の併設 | アクセス |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 錦糸町矯正歯科クリニック | 880,000円 | 公開情報で確認できず | 公開情報で確認できず | 日本矯正歯科学会 認定医 | なし(矯正歯科専門) | 錦糸町駅 徒歩4分 |
| パーク駅前歯科矯正歯科クリニック | 704,000円〜968,000円 | 800,000円〜900,000円 | 対応・料金未確認 | 日本矯正歯科学会 認定医 | あり | 錦糸町駅 徒歩1分 |
| 市川歯科・矯正歯科 | 1,064,800円〜1,270,500円 | 1,210,000円 | 対応・料金未確認 | 日本矯正歯科学会 認定医 | あり | 錦糸町駅 徒歩3分 |
| しげみ矯正歯科 | 公開情報で確認できず | 公開情報で確認できず | 公開情報で確認できず | 日本矯正歯科学会 認定医 | なし(矯正歯科専門) | 錦糸町駅 徒歩5分 |
| ホワイトデンタルクリニック錦糸町 | 公開情報で確認できず | 1,100,000円 | 対応・料金未確認 | 公開情報で確認できず | あり | 錦糸町駅 徒歩1分 |
表の料金は、2026年9月23日に各医院の公式サイトで確認した税込表示です。成人の全体矯正の料金を掲載し、小児矯正・部分矯正・片顎のみの料金は含めていません。
- 「対応・料金未確認」は、その治療に対応していることは確認できるものの、料金を公式サイトで確認できなかったことを示します。
- 「公開情報で確認できず」は、対応の有無も料金も公式サイトから判断できなかったことを示します。
- しげみ矯正歯科は、装置の種類別ではなく、子どもの矯正歯科治療(330,000円〜440,000円)と大人の矯正歯科治療(770,000円〜880,000円)という区分で治療費を公開しています。
- 表の料金は装置と基本的な治療に対するもので、精密検査料、毎回の調整料、保定装置料が別途必要な医院があります。総額は各院の詳細紹介をご確認ください。
- 資格と徒歩分数は、公式サイトを確認した時点の情報です。
- 5院を比較したベストチョイス編集部まとめ
-
- 装置代の金額だけでなく、精密検査料・調整料・保定装置料を含めた総額で比べると差が見えます。市川歯科・矯正歯科は保定装置料が装置料に含まれると明記しており、パーク駅前歯科矯正歯科クリニックは調整料が毎月かかる料金体系です。
- 日本矯正歯科学会の認定医を公式サイトに明記しているのは4院です。そのうち市川歯科・矯正歯科は矯正担当医の勤務日が月2回の金曜日と月2回の日曜日と公開されています。
- 矯正中の虫歯・歯周病治療を同じ院内で相談したい場合は、一般歯科を併設する3院が候補になります。
希望する装置と担当医の資格を確認したうえで、検査・調整・保定を含む総額を見積書で比較してください。掲載順は医院の優劣を示すものではありません。
装置ごとにもっと詳しく比べたい場合は、錦糸町のワイヤー矯正、錦糸町のマウスピース矯正、錦糸町のインビザラインの記事もあわせてご覧ください。
錦糸町の矯正歯科5院の特徴・費用を紹介
5院について、担当医の資格、治療費、通院条件を同じ形式で整理します。矯正方法の希望だけで決めず、精密検査後に提示される治療計画と見積書が、自分の症例や生活条件に合っているかを確認してください。
錦糸町矯正歯科クリニック(錦糸町駅北口 徒歩4分)

※引用元:錦糸町矯正歯科クリニック
JR錦糸町駅の北口から徒歩4分、KOWA5ビルの5階にある矯正歯科専門の医院です。公式サイトで確認できる矯正治療は、子どもの早期矯正と、大人の表側ワイヤー矯正です。15歳以上であれば裏側矯正にも対応すると案内されています。顎口腔機能診断施設の認可と指定自立支援医療機関(育成医療・更生医療)の指定を受けており、対象となる症例では保険診療での対応が可能とされています。
錦糸町矯正歯科クリニックのポイント
表側ワイヤー矯正を中心に、子どもと大人の矯正治療を相談できる矯正歯科専門の医院です。
- 大人の本格矯正治療880,000円(税込)を公式サイトで公開
- 初診相談は無料、痛みや装置の脱離への対応は追加費用なしと案内
- 顎口腔機能診断施設の認可を受けており、対象症例では保険診療に対応
錦糸町矯正歯科クリニックの基本情報
| 医院名 | 錦糸町矯正歯科クリニック |
|---|---|
| 住所 | 〒130-0012 東京都墨田区太平3-1-2 KOWA5ビル5階 |
| アクセス | JR錦糸町駅北口 徒歩4分 |
| 駐車場・駐輪場 | 公開情報で確認できず |
| 電話番号 | 03-6658-8284 |
| 診療時間 | 月・火・水・金 11:00〜13:00/14:30〜19:00、土 9:00〜12:00/13:30〜18:00、第1・3日曜 9:00〜12:00/13:00〜16:00 |
| 休診日 | 木曜、日曜診療翌日の月曜(学会等により変更の場合あり) |
| 主な診療内容 | 矯正歯科(子どもの早期矯正、大人の表側ワイヤー矯正、裏側矯正) |
| 予約方法 | 電話、WEB予約(無料相談) |
| 決済方法 | クレジットカード、院内分割払い(早期矯正治療は2年で10回まで、本格矯正治療は2年で25回まで、いずれも無利子) |
| 公式サイト | https://arakawa-ortho.com/ |
| 情報確認日 |
費用と診療体制
公式サイトに掲載されている費用は、初診料・相談料が無料、検査・診断料(基本検査)が44,000円(税込)です。大人の本格矯正治療は880,000円(税込)で、特別な症例を除き前歯は白いブラケットを使うと案内されています。子どもの早期矯正治療は330,000円(税込)に装置代11,000円〜16,500円(税込)が加わります。
通院中は再診料が必要で、本格矯正治療は1回5,500円(税込)、早期矯正治療は1回3,300円〜5,500円(税込)です。治療後はリテーナー代13,200円(税込)と、保定期間中のメンテナンス3,300円(税込)がかかります。痛みや装置の脱離、不適合への急患対応は追加費用なしと案内されています。
担当医の資格は、公式サイトのトップページで院長の経歴に日本矯正歯科学会認定医と記載されています。名誉院長については、スタッフ紹介ページで日本矯正歯科学会の専門医・認定医・指導医と記載されています。一方、スタッフ紹介ページの院長の欄は所属学会として日本矯正歯科学会とだけ書かれており、ページによって表記が異なります。
受診前に確認したいこと
- 自分の治療を担当する医師と、その医師が持つ資格
- マウスピース型矯正・部分矯正への対応の可否
- 裏側矯正を選んだ場合の費用(公式サイトの料金表には掲載されていません)
- 治療が終わるまでの総額と、途中解約時の精算方法
治療リスク・副作用
表側・裏側のワイヤー矯正では、装置の装着後や調整後の痛み、装置が唇や舌に当たる違和感、歯みがきがしにくくなることによる虫歯・歯周病のリスクの上昇があります。裏側矯正では発音に影響が出ることがあります。すべての装置に共通するリスクは記事後半にまとめています。
パーク駅前歯科矯正歯科クリニック(錦糸町駅北口 徒歩1分)

※引用元:パーク駅前歯科矯正歯科クリニック
JR総武線の錦糸町駅北口から徒歩1分、東京メトロ半蔵門線の4番または5番出口から徒歩1分の場所にあります。ワイヤー矯正、裏側(リンガル)矯正、マウスピース型矯正、部分矯正、小児矯正と選択肢が広く、装置別の料金と治療期間・通院回数の目安を公式サイトに掲載しています。一般歯科と矯正歯科を併設しており、矯正治療中に虫歯や歯周病が見つかった場合も院内で対応できる体制と案内されています。
パーク駅前歯科矯正歯科クリニックのポイント
装置別の料金と治療期間の目安を確認してから相談できる、一般歯科併設の医院です。
- 院長の所属学会に日本矯正歯科学会 認定医と記載
- ワイヤー・裏側・マウスピース型・部分矯正・小児矯正に対応
- 平日20時まで診療、日曜・祝日も10時から15時まで診療
パーク駅前歯科矯正歯科クリニックの基本情報
| 医院名 | パーク駅前歯科矯正歯科クリニック |
|---|---|
| 住所 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸4-14-4 1F |
| 最寄り駅・アクセス | JR総武線 錦糸町駅北口 徒歩1分/東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅 4番・5番出口 徒歩1分 |
| 駐車場・駐輪場 | 駐車場なし(近隣の駐車場を利用) |
| 電話番号 | 03-6284-1626 |
| 診療時間 | 月〜金 10:00〜13:00/15:00〜20:00、土 10:00〜13:00/15:00〜18:00、日・祝 10:00〜15:00 |
| 休診日 | 不定休(学会・出張など。休診日は公式サイトで案内) |
| 主な対応診療 | 一般歯科、矯正歯科、小児矯正、インプラント、審美治療 |
| 設備・院内環境 | 口腔内3Dスキャナー、歯科用CT |
| 予約方法 | 電話(WEB予約は仮予約で、医院からの確認連絡で確定) |
| 公式サイト | https://park-kyousei-clinic.jp/ |
| 情報確認日 |
費用と診療体制
初回相談は無料、2回目以降の相談は3,300円(税込)です。初診時の検査料は55,000円(税込。検査料33,000円+診断料22,000円)と内訳まで公開されています。
治療費はいずれも税込で、ワイヤー矯正が704,000円〜968,000円(治療期間の目安2〜6年、通院24〜72回)、裏側(リンガル)矯正が1,300,000円〜1,760,000円(同2〜8年、24〜72回)、マウスピース型矯正が800,000円〜900,000円(同2〜8年、10〜20回)です。小児矯正は330,000円〜660,000円と案内されています。
調整料・メンテナンス料は毎月かかり、本格矯正7,700円、マウスピース3,300円、小児矯正・部分矯正・保定治療5,500円、リンガル矯正11,000円(いずれも税込)です。通院回数が多いほど総額が増えるため、治療期間の見込みとあわせて確認しておきたい項目です。
院長は日本矯正歯科学会の認定医として所属学会に記載されており、日本矯正歯科学会の認定医名簿でも同じ診療所名で確認できます。院内には歯科用CTなどの設備があり、駐車場はありません。
受診前に確認したいこと
- 表示されている治療費に、検査・診断料や調整料が含まれるか
- 部分矯正の適応範囲と費用
- 休診日と、臨時休診の有無
- 認定医が初診相談から毎回の調整まで担当する範囲
治療リスク・副作用
公式サイトには、装置を装着した直後やワイヤーを交換した直後に痛みを感じることがあること、冷たいものがしみる知覚過敏があらわれる場合があり基本的には数日で改善すること、長期間痛む場合は歯科医師に相談することが記載されています。すべての装置に共通するリスクは記事後半にまとめています。
市川歯科・矯正歯科(錦糸町駅北口 徒歩3分)

※引用元:市川歯科・矯正歯科
錦糸町駅北口から徒歩3分、東武ホテルレバント東京の前にある一般歯科・矯正歯科です。一般歯科、矯正歯科、小児歯科、口腔外科に対応し、労災指定医療機関でもあります。矯正治療は装置別に料金を公開しており、表側矯正(メタル・ハーフセラミック・セラミック)とマウスピース型矯正装置(インビザライン)から選べます。
市川歯科・矯正歯科のポイント
一般歯科と矯正歯科を同じ院内で相談でき、装置別の料金を比較できます。
- 矯正担当医は日本矯正歯科学会 認定医で、勤務日を公開
- 表側矯正とマウスピース型矯正装置(インビザライン)の料金を装置別に公開
- 保定装置料が矯正装置料に含まれると明記
錦糸町 市川歯科・矯正歯科の基本情報
| 医院名 | 錦糸町 市川歯科・矯正歯科 |
|---|---|
| 住所 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-4-14 長嶋ビル3F |
| 最寄り駅・アクセス | JR総武線・総武快速線 錦糸町駅北口 徒歩3分/東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅 徒歩3分 |
| 電話番号 | 03-5611-2177 |
| 診療時間 | 月・火・水・金 10:00〜13:30/14:30〜19:00、土・日・祝 10:00〜13:00/14:00〜17:00(最終診療開始は終了時間の30分前) |
| 休診日 | 木曜、年末年始 |
| 主な対応診療 | 一般歯科、矯正歯科、小児歯科、口腔外科 |
| 予約方法 | 電話、WEB予約 |
| 決済方法 | 現金、クレジットカード、デンタルローン、各種電子決済 |
| 公式サイト | https://kinshicho-haisha.com/ |
| 情報確認日 |
費用と診療体制
初診相談料は無料、精密検査は48,400円(税込)です。成人矯正の治療費は、メタルブラケットが1,064,800円、ハーフセラミックブラケットが1,210,000円、セラミックブラケットが1,270,500円、マウスピース型矯正装置(インビザライン)が1,210,000円(いずれも税込、片顎治療は半額)です。小児矯正(Ⅰ期治療)は装置と筋機能療法・指導を含めて411,400円(税込)で、永久歯列の矯正に移行する場合は小児矯正の料金が差し引かれると案内されています。
通院時の調整料は1回6,600円(税込)です。保定装置は矯正装置料に含まれると明記されており、歯科矯正用アンカースクリューを使う場合は1本36,300円(税込)が加わります。部分矯正は使用する装置数により費用が変動するとされ、金額の目安は公開されていません。
矯正治療を担当するのは、日本矯正歯科学会の認定医、日本成人矯正学会会員、東京矯正歯科学会会員と記載された歯科医師です。学会の認定医名簿でも同じ住所で確認できます。公式サイトには勤務日が月2回の金曜日と月2回の日曜日と記載されているため、通院できる曜日と合うかを先に確認しておくと予定を立てやすくなります。
受診前に確認したいこと
- 矯正担当医の診療日と、継続して予約を取れる曜日
- 部分矯正の対象範囲と費用
- 精密検査から治療開始までの流れと期間
- 矯正中に虫歯が見つかった場合の治療の進め方
治療リスク・副作用
表側のワイヤー矯正では、装置による痛みや違和感、歯みがきがしにくくなることによる虫歯・歯周病のリスクの上昇があります。マウスピース型矯正では、装着時間が不足すると治療計画どおりに歯が動かないことがあります。すべての装置に共通するリスクは記事後半にまとめています。
しげみ矯正歯科(錦糸町駅北口 徒歩5分)

※引用元:しげみ矯正歯科
錦糸町駅北口から徒歩5分にある矯正歯科専門の医院で、2000年4月の開院です。少数のユニットで、時間単位で基本的に1人の患者に対応する診療体制をとっていると案内されています。院長は1990年に日本矯正歯科学会の認定医を取得し、日本大学歯学部歯科矯正学講座の兼任講師、Charles H. Tweed International Foundationのインストラクターを務めています。
しげみ矯正歯科のポイント
認定医の資格と、子ども・大人それぞれの治療費と期間を公式サイトで確認できます。
- 院長は1990年に日本矯正歯科学会 認定医を取得
- 子ども・大人の治療費に加え、治療期間と通院回数の目安を公開
- 時間単位で基本的に1人の患者に対応する診療体制
しげみ矯正歯科の基本情報
| 医院名 | しげみ矯正歯科 |
|---|---|
| 住所 | 〒130-0012 東京都墨田区太平3-7-1 |
| アクセス | JR・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅北口 徒歩5分 |
| 駐車場・駐輪場 | 駐車場なし(近隣のコインパーキングを利用)。駐輪場は公開情報で確認できず |
| 電話番号 | 03-3829-3280 |
| 診療時間 | 13:00〜19:00 |
| 休診日 | 木曜、日曜、祝祭日、第2・4月曜、第1・3水曜 |
| 主な診療内容 | 矯正歯科(子ども・大人の歯列矯正) |
| 予約方法 | 電話 |
| 決済方法 | 公開情報で確認できず |
| 公式サイト | https://sumidaku-kyoseishika.com/ |
| 情報確認日 |
費用と診療体制
診査料は40,000円(税込)です。治療費は装置の種類別ではなく年齢区分で公開されており、子どもの矯正歯科治療が330,000円〜440,000円、大人の矯正歯科治療が770,000円〜880,000円(いずれも税込)です。どちらも治療期間の目安は24〜30か月、通院回数は24〜30回とされています。通院時の調節料は月1回程度で2,000円〜8,000円(税込)、処置内容によって異なると案内されています。
公式サイトには、矯正歯科治療が公的健康保険の対象外の自由診療であること、治療に対する反応には個人差があるため治療期間が前後したり内容が変更となったりする場合があること、装置装着時や調整後に食事の際の痛みを数日間伴うことがあることが明記されています。院内設備は口腔カメラとレントゲンです。
一方で、対応する装置の種類(ワイヤー矯正、マウスピース型矯正、部分矯正の別)、保定装置料、決済方法は公式サイトから確認できませんでした。
受診前に確認したいこと
- 自分の症例で使う装置の種類と、その費用
- 保定装置の費用と、保定期間中の通院費
- 途中解約時の返金・精算方法
- 継続して予約を取れる曜日(休診日が多いため)
治療リスク・副作用
治療に対する反応には個人差があるため治療期間が前後することや、治療内容が変更となる場合があります。装置装着時や調整後には、食事の際に数日間の痛みを伴うことがあります。すべての装置に共通するリスクは記事後半にまとめています。
ホワイトデンタルクリニック錦糸町(錦糸町駅 徒歩1分)

※引用元:ホワイトデンタルクリニック錦糸町
東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅から徒歩1分、JR中央・総武線の錦糸町駅から徒歩3分の場所にあります。公式サイトで案内している矯正治療は、マウスピース型矯正、部分矯正(主にマウスピース型矯正装置を使用)、セラミック矯正です。矯正治療と一般治療を組み合わせて提供しており、矯正中に虫歯や歯周病が見つかった場合も院内で相談できる体制と説明されています。
なお、セラミック矯正は歯を削ってセラミックを被せて見た目を整える方法で、歯を動かす矯正治療とは異なる治療です。
ホワイトデンタルクリニック錦糸町のポイント
マウスピース型矯正の費用と、駅からの近さを重視する場合の候補です。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)の費用を公開
- 精密検査料は契約した場合に返金されると公式サイトに記載
- 矯正治療と虫歯・歯周病の治療を同じ院内で相談できる
錦糸町ホワイトデンタルクリニック歯科・矯正歯科の基本情報
| 医院名 | 錦糸町ホワイトデンタルクリニック歯科・矯正歯科 |
|---|---|
| 住所 | 〒130-0013 東京都墨田区錦糸3-8-8 リヴュールツムラ2F |
| 最寄り駅・アクセス | 東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅 徒歩1分/JR中央・総武線 錦糸町駅 徒歩3分 |
| 電話番号 | 0120-625-619(フリーダイヤル)/03-3626-6626 |
| 診療時間 | 月〜金 10:00〜13:30/15:00〜19:00、土・日 10:00〜13:30/14:30〜18:00 |
| 休診日 | 祝祭日 |
| 主な対応診療 | 一般歯科、矯正歯科(マウスピース型矯正、部分矯正)、小児歯科、インプラント、審美歯科 |
| 設備・院内環境 | 口腔内スキャナー(iTero) |
| 予約方法 | 電話、WEB予約 |
| 決済方法 | クレジットカード、デンタルローン(12回払いまで医院が利息を負担) |
| 公式サイト | https://white-dentalclinic.jp/ |
| 情報確認日 |
費用と診療体制
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、矯正相談が無料、精密検査が33,000円(税込)で、契約した場合は検査費が返金されると案内されています。治療費は上下の矯正が1,100,000円(税込)、上下どちらかのみの軽矯正が660,000円(税込)までです。治療終了後のマウスピースは1枚目が無料、2枚目以降は1枚16,500円(税込)です。マウスピース型矯正装置(ケンライン)は簡易検査8,800円(税込)、ムービー検査22,000円(税込)で、こちらも契約した場合は検査費が返金されるとされています。ケンラインの治療費そのものは公式サイトに掲載されていません。
公式サイトには、保定期間は約1〜3年であること、通院は通常月に1回であること、全顎矯正の場合は平均して3年程度かかることが記載されています。部分矯正については、噛み合わせ全体の改善が必要な場合や歯の移動量が大きい場合は適応外となることがあると説明されています。
矯正治療を担当する歯科医師の学会認定資格は、公式サイトからは確認できませんでした。院長の所属学会として記載されているのは、日本口腔インプラント学会、メタルフリー歯科学会、ドライマウス歯科学会、日本臨床歯科口腔インプラント評価機構 認定医です。
受診前に確認したいこと
- 矯正治療を担当する歯科医師と、その資格・経験
- 調整料や保定装置料を含めた総額
- マウスピース型矯正で対応が難しいと判断された場合の選択肢
- ケンラインを選ぶ場合の治療費
治療リスク・副作用
装着時間が不足すると計画どおりに歯が動かず、治療期間が延びる場合があります。アタッチメント周辺に汚れが残ると虫歯や歯周病のリスクが高まるため、日々のセルフケアが必要です。装置による違和感や舌の痛み、口内炎、慣れるまで食事がしにくいことなども生じる可能性があります。すべての装置に共通するリスクは記事後半にまとめています。
契約前に確認したいことと、セカンドオピニオンの受け方
日本矯正歯科学会は、料金が安いことや単に近所ということで安易に医院を選ばないよう注意を促し、不安な場合は料金はかかるものの他の医院でもう一度矯正相談を受けることも良い方法だと説明しています(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」)。
初回のカウンセリングから契約までの間に、次の点を確認しておくと判断しやすくなります。
- その場での契約を求められたときは、いったん持ち帰る。見積書と治療計画を書面で受け取れるか確認する
- 見積書に、精密検査料・診断料・調整料・保定装置料・装置の再製作費が個別に書かれているか
- 治療を担当する医師の氏名と、毎回の調整を誰が担当するか
- 担当医が変わる可能性と、その場合の引き継ぎ方法
- 途中解約や転院をした場合の返金・精算方法と、デンタルローンの残額の扱い
- 抜歯の必要性と、抜かない場合の選択肢についての説明
別の医院でも相談したい場合は、最初の医院で受け取った検査結果と治療計画の資料を持参すると、同じ条件で比較できます。診断名や治療方針、必要な期間の説明が大きく違うときは、その理由を両方の医院に確認してから決めると納得しやすくなります。
矯正治療に共通するリスク・副作用
装置の種類や医院にかかわらず、矯正治療には共通するリスクがあります。治療を始める前に、費用・期間とあわせて説明を受けてください。
装置や治療の進み方に関するリスク
矯正治療では、装置による痛みや違和感、虫歯・歯周病、歯の根が短くなる歯根吸収、歯ぐきが下がる歯肉退縮、顎関節症状、装置の破損、治療期間の延長、治療後の後戻りなどが生じる可能性があります。裏側矯正では発音への影響、マウスピース型矯正では装着時間が不足した場合の治療計画への影響にも注意が必要です。
日本矯正歯科学会は、矯正歯科治療のデメリットとして、少しずつ顎や歯を動かすため長期間の治療になること、基本的に保険が適用されず全額自己負担となるため高額になることがあること、装置を装着するため痛みや圧迫感がありストレスとなる場合があること、歯並びと噛み合わせを改善するためにやむを得ず健康な歯を抜くことがあることを挙げています。装置を装着した当初の痛みについては、子どもで2〜3日、成人で1週間程度続くことが多いとされています(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」)。
治療期間・通院・保定の目安
日本矯正歯科学会によると、通常の不正咬合では装置を入れておく期間が2〜3年程度、簡単な治療で改善する場合は半年程度で済むこともあります。受け口などあごに問題がある場合は、さらに長い期間に及ぶ場合があります。
装置が外れた後は保定期間に入ります。歯を動かし終えた直後の歯はまだ動きやすい状態にあるため、保定装置を使わないと元の歯並びに戻ってしまう可能性があり、通常1年以上はできるだけ毎日、保定装置を使用する必要があるとされています(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」)。保定期間中も通院が続くため、その費用が装置代に含まれるかを確認しておきましょう。
マウスピース型矯正・部分矯正で対応しにくいケース
マウスピース型矯正は目立ちにくく取り外せる一方で、対応できる症例に限りがあります。日本矯正歯科学会は、マウスピース型矯正装置の欠点として、歯の移動量の少ない症例(軽度の乱ぐい歯、軽度の歯の空隙、矯正治療後の軽度の後戻りなど)に限られること、毎日長時間の装着を必要とし使用状況によって効果が大きく異なること、小児や骨格性要因を含む症例には適さないこと、現在の医療水準では精密な歯の移動は原則として困難で満足のいく治療結果が得られない可能性があることを挙げています。あわせて、医療機器として認められた機器を用いて作製されたアライナーかどうかを確認するよう推奨しています(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「マウスピース型矯正装置による治療に関する見解」)。
前歯だけを動かす部分矯正も同様に、噛み合わせ全体の改善が必要な場合や歯の移動量が大きい場合は適応外となることがあります。希望する装置で治療できるかどうかは、精密検査を受けたうえで診断を確認してください。マウスピース型矯正の仕組みや費用の考え方は「マウスピース矯正とは?仕組み・種類・メリットとデメリット、向いている人を解説」で解説しています。
矯正治療に関するよくある質問
まとめ
錦糸町で矯正歯科を選ぶときは、表示されている装置代だけでなく、精密検査料・診断料・毎回の調整料・保定装置料を含めた、治療が終わるまでの総額で比べてください。今回調べた5院でも、保定装置料が装置料に含まれる医院と別途かかる医院があり、通院ごとの調整料にも差がありました。
担当医の資格は、学会名と資格名がそろって書かれているかを確認し、その医師が毎回の調整まで担当するか、どの曜日に診療しているかもあわせて聞いておきましょう。通院は2〜3年続くことが多いため、駅の出口からの経路、平日夜間や土日の診療枠、希望の曜日に継続して予約が取れるかを確認したうえで、相談先を絞り込んでください。
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参考文献
医療広告について
未承認医療機器に関する表示
国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法の承認を受けている製品が複数存在します。未承認医療機器であるため、万一重篤な健康被害が生じた場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
インビザライン
- 未承認である旨:インビザラインは医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認を受けていない未承認医療機器です。海外で患者ごとに製作されるカスタムメイドの装置で市場流通性がないため、薬機法上の医療機器にも、歯科技工士法上の矯正装置にも該当しないとされています(出典:日本矯正歯科学会掲載「厚生労働省 平成26年6月4日付事務連絡」)。
- 入手経路:米国アライン・テクノロジー社の製品で、同社日本法人(インビザライン・ジャパン合同会社)を通じて歯科医院が入手しています(出典:インビザライン・ジャパン「会社概要」)。
- 海外での認証・安全性情報:米国では1998年に、FDA(食品医薬品局)の市販前届出(510(k))で販売が認められています(出典:米国食品医薬品局(FDA)510(k) K981095)。これまでに世界で1500万人を超える患者が治療を受けています(2023年3月時点。出典:インビザライン・ジャパン「会社概要」)。痛みや違和感、歯根吸収、歯肉退縮、後戻りなど、ほかの矯正治療と同様のリスクが生じる可能性があります。
ケンライン
- 未承認である旨:ケンラインは医薬品医療機器等法(薬機法)上の承認・認証を受けていない未承認医療機器です。患者ごとに製作されるカスタムメイドの装置で、未承認医療機器であるため、万一重篤な健康被害が生じた場合も医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
- 入手経路:国内の歯科技工所であるケン・デンタリックス株式会社が提供するマウスピース型矯正システムで、歯科医院が同社を通じて入手しています(出典:ケン・デンタリックス株式会社 公式サイト)。
- 諸外国における安全性等に係る情報:国内で製作される装置で、諸外国の承認・認証や使用実績に関する情報は確認できませんでした。矯正治療に共通する痛みや違和感、虫歯・歯周病のリスクの上昇、歯根吸収、後戻りなどが生じる可能性があります。
自由診療に関する詳細内容
- 治療内容:歯や顎の骨に持続的な力を加えて歯を動かし、歯並びと噛み合わせを整える治療です。装置には、歯の表側に付けるマルチブラケット装置、歯の裏側に付ける舌側矯正装置、取り外し式のマウスピース型矯正装置などがあります。前歯など一部だけを動かす部分矯正もあります。
- 費用(税込)の目安:成人の全体矯正で704,000円〜1,760,000円(本記事で比較した5院の公開料金。装置の種類によって異なります)。このほかに相談料(初診相談は無料の医院が多く、2回目以降は3,300円の医院があります)、精密検査・診断料(8,800円〜55,000円)、通院ごとの調整料(1回2,000円〜11,000円)、保定装置料が別途必要になる場合があります。
- 治療期間の目安:通常の不正咬合では装置を入れておく期間が2〜3年程度、簡単な治療で改善する場合は半年程度(出典:公益社団法人 日本矯正歯科学会「矯正歯科治療について」)。その後、保定装置を使用する保定期間が続きます。
- 主なリスク・副作用:装置による痛みや違和感、虫歯・歯周病のリスクの上昇、歯根吸収、歯肉退縮、顎関節症状、装置の破損、治療期間の延長、保定装置を使用しない場合の後戻り、やむを得ず健康な歯を抜く場合があることなど。マウスピース型矯正では、装着時間が不足すると治療計画どおりに歯が動かないことがあります。
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